HISTORY OF STONE ISLAND

▪️Massimo Osti
イタリアボローニャ出身でグラフィックデザイナーのマッシモオスティ(Massimo Osti)氏が1970年発表したブランドChester Perryを立ち上げ名称を1978年にCP COMPANYに変更する。さらに1982年最高のスポーツウェアを目指しSTONE ISLANDブランドをスタートさせました。その後1994年にCPカンパニーを退社、1995年ストーンアイランドを退社します。他にもBONEVILLE、Left Hand、ST-95、Massimo Osti Productionなど精力的にブランドを立ち上げるなど現在のスポーツウェアに多大な影響を及ぼした偉大な人物。

▪️DESIGNER
マッシモオスティ氏が退社までに手がけたプロダクトは非常に人気でプレミアが付き入手困難なものまであります。彼の意思を受け継ぎ発展させてきた後続のデザイナー達も素晴らしいプロダクトを産み続けています。年代ごとに担ってきたそれぞれのデザイナーのファンも多く深掘りすればするほど面白いプロダクトがたくさんあります。

▪️C.P. COMPANY
マッシモ・オスティ氏が1971年にイタリアのボローニャでChester Perryを創設し1978年に現在のCP COMPANYに名称変更し現在まで革新的なウエアを開発し販売を続けている。1994年にマッシモオスティ氏が退社しその後ロメオ・ジリ氏がデザイナーに就任、1998年からモレノ・フェラーリ氏がデザイナーを引き継ぐ。2001年から2009年までアレッサンドロ・プンゲッティ氏がヘッドデザイナーを努め2012年よりストーンアイランドのデザイナーだったポール・ハーヴェイ氏と共同でデザインを手がけていたが2025年からR&Dディレクターにレオナルド・ファソロが就任しポール・ハーヴェイ氏が退任した。

近年のテックなイメージとは違いヴィンテージの物は大人の渋さと遊び心がありヴィンテージ、ミリタリー、アウトドアなど通ってきた大人世代の琴線に触れる素晴らしいコレクションがたくさんあります。ストーンアイランドと比べ表にブランドネームが控えめなのも大人におすすめです。

▪️STONE ISLAND
1982年イタリアのラヴァリーノでマッシモオスティ氏が最高のスポーツウェアを掲げ創設したブランド。軍隊の腕章から着想を得たウインドローズと言うコンパスが描かれたロゴのワッペンが左腕に付くのが特徴。83年にイタリア繊維大手のGFTグループの傘下となり様々なテキスタイルを開発し多くの名作を産み出す。1993年にGFTグループから独立しSPORTSWEAR COMPANYから展開されることになると方向性の違いからマッシモオスティ氏が1995年退社し後任にイギリス人のポール・ハーヴェイ氏がデザイナーに就任。2008年の退社までに数々の名作を発表し現在の世界的な人気へと押し上げた立役者として非常に人気があります。

現在はデザインチームが手がけながら数々の人気ブランドとコラボしストリートやテックなどを吸収しながら進化し続けている。近年若者への人気が非常に高まっている注目のスポーツウェアブランド。

▪️当店のこだわり
ストーンアイランドとCP COMPANYは兄弟のような関係で知れば知るほど面白く素晴らしい魅力に溢れています。当店では2010年以前の普段使いしやすいヴィンテージやミリタリーなど馴染みのあるクラシックなデザインの物を中心に集めています。特に個人的にも大好きなポールハーヴェイ氏がデザインしたプロダクトは魅力に溢れています。ダウンジャケットは劣化しているものが多いので実用性を考え2014年以降の近年物を集めています。

当店では誰でも自由に楽しむ趣味としてのファッションを応援しています。皆様の素晴らしいファッションライフのお手伝いができれば幸せです。


編集中
*Paul Harveyの読みはポールハーヴェイもしくはハーヴィが一般的ですが多くで採用されるハーヴェイを当店では用います。

*誤字や間違いなどありましたらお知らせください。

年代判別

1995年以降は品質表示タグにARTナンバーが印字されることによりこちらのサイトhttps://www.artchecker.co.ukで判別がができます(正確性は保証されていません)。1994年以前は年代によりタグ表記される企業名が変わるので年代半別に利用できます。92年まではCP COMPANY表記、93年以降はSPORTSWEAR COMPANYに変わります。2014年ごろからQRコードによる真贋判定が可能なタグが付きます。

▪️C.P.COMPANY年代判別
MASSIMO OSTIの刺繍入りは1994年まで
2000年代前半まではmade in Italyが入る
90年代半ばまでは金属ボタンなどの金具に製造年が刻印され写真の991とは91年製造と読める。
1995年以降品質表示にARTナンバーが付くので識別可能

▪️STONE ISLAND 年代判別
1995年以降品質表示にARTナンバーが付くので識別可能
首の刺繍タグや表記内容からもおおよその判別が可能
刺繍タグの近くに付くナンバーで識別はできません。
イタリア製はおおよそ2000年代前半まで。

▪️ワッペンによる年代判別
2000年以降現在まで縁まで黒いワッペンが使われ90年代以前は縁が緑色になりコレクターからはグリーンエッジと呼ばれ人気です。

年代や生産国などさまざまな理由により刺繍の雑さやロゴの歪みなどかなり個体差があります。

写真にはありませんがブラック、シルバー、メッシュ素材など特別な製品に付くワッペンもありますので年代判別はタグの方で行うのが正解かと思います。